2024年09月03日
高齢者が「秋バテ」に注意する理由と予防法
こんにちは、デイサービス南国の唄です。
夏の暑さを乗り越え、涼しい秋がやってきたのに、なんとなく体がだるく感じたり、疲れが取れないといった不調を感じることがあるかと思います。
これらの症状は「秋バテ」と呼ばれるものかもしれません。
今回は、特に高齢者が注意すべき秋バテについて、その原因や症状、そして予防法をお伝えできたらと思います!
なぜ高齢者は秋バテに注意が必要?
高齢者は、秋バテになりやすいと言われています。
ここでは、その理由を4つのポイントでご紹介します。
1.基礎体力の低下と免疫力の低下:
高齢者は基礎体力が低いため、気温の変化に対して体が適応しにくく、免疫力も低下しやすくなります。
これにより、秋バテが長引くと、他の体調不良や病気のリスクも高まります。
2.気温変化への対応が難しい:
秋は日中と夜間の気温差が大きく、体温調節が難しくなります。
高齢者は暑さや寒さを感じにくくなっているため、知らず知らずのうちに体がストレスを受け、自律神経が乱れやすくなります。
3.食事量と水分摂取量の減少:
涼しくなると食欲が減り、水分補給を忘れがちになります。
しかし、これが秋バテの原因の一つ。
特に高齢者は、意識的に栄養と水分を摂取することが重要です。
4.体調不良に気づきにくい:
高齢者は自分の体調の変化に気づきにくく、症状が悪化するまで対処が遅れがちです。
このため、秋バテが重症化しやすく、感染症などのリスクも高まります。
秋バテの原因と症状
秋バテの主な原因は、自律神経の乱れにあります。
季節の変わり目に体が気温差や気候変化に適応できず、体調不良を引き起こすことが多いのです。
・倦怠感や疲れやすさ
・肩こりや頭痛
・食欲不振や胃もたれ
・不眠
・手足の冷えやむくみ
・思考力の低下や意欲の喪失
これらの症状は、夏バテと似ていますが、季節の変わり目に特有のものです。
高齢者では特に注意が必要で、これらの症状が長引くと日常生活にも支障をきたします。
秋バテを防ぐための生活習慣
秋バテを予防するためには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。
以下のポイントを参考に、健康的な秋を過ごしましょう。
1. ぬるめの湯船にゆっくり浸かる:
シャワーだけで済ませずに、38~40度程度のぬるめのお風呂に15~20分浸かることで、副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えます。
これにより、リラックス効果と血行促進が期待でき、秋バテ予防に役立ちます。
2. エアコンや羽織で温度調整:
日中の気温がまだ高い時はエアコンを使用し、室温を28℃程度に保つことで、体温調節を助けます。
また、冷えを感じる場合はカーディガンや羽織を利用して体温を適切に保つようにしましょう。
3. たんぱく質を積極的に摂取する:
食事はバランスよく3食摂ることが重要です。
特に、たんぱく質を意識して摂ることで、筋肉の維持や免疫力の向上に役立ちますからね。
秋が旬の魚や肉、豆類を積極的に取り入れ、体力を維持しましょう。
秋バテは季節の変わり目に誰でも陥りやすいものですが、高齢者にとっては特に注意が必要🤔
デイサービス南国の唄では、利用者さま一人ひとりの健康状態を見守りながら、快適な秋を過ごせるようサポートしています!
日頃の生活習慣を見直し、秋バテを予防して元気に過ごしましょう😆
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