2024年12月03日
認知症と睡眠の関係~高齢者が抱える睡眠の悩み~
こんにちは、「デイサービス南国の唄」です。
本日は、高齢者が抱える睡眠の悩み、特に認知症と睡眠の関係についてお話ししたいと思います。
多くの高齢者が睡眠の悩みを抱えていますが、認知症が関係しているケースも少なくありませんからね。
高齢者が抱える睡眠の悩み
高齢になると、睡眠時間が短くなり、中途覚醒が増えるのが一般的。
健康的な成人の平均睡眠時間は6~7時間ですが、高齢者になると徐々にその時間は短くなります。
しかし、若い頃からの睡眠習慣が根付いているため、睡眠時間が短くなることで「不眠症では?」と心配される方も多いのです。
たとえば、夜間にトイレに頻繁に起きることが原因で眠りが浅くなり、不眠に悩まされるケースも。
また、関節リウマチなど痛みを伴う疾患や、湿疹などのかゆみが安眠を妨げることもあります。
服用している薬の副作用も、睡眠に影響を与える場合があるのです。
認知症と睡眠の関係
認知症を患っている高齢者の方々には、昼夜逆転の睡眠障害が見られることがあります。
特に、入眠障害や中途覚醒に悩むケースが多いです。
認知症自体が不眠を引き起こす中核症状ではありませんが、認知症によって環境に順応しにくくなり、不安感が増すことで夜間の睡眠が妨げられることが💦
例えば、レビー小体型認知症の方に見られる幻視が夜間に現れやすく、これが原因で不安や混乱を引き起こし、眠れない場合もあります。
さらに、見当識障害と呼ばれる時間や場所の感覚がわからなくなる症状が、夜中に家族を探して徘徊する原因となり、睡眠の質を下げる要因となることも。
環境改善でできる睡眠サポート
認知症による昼夜逆転や睡眠障害を改善するために、家庭でできる工夫があります。
まず、生活リズムを整えることが大切💡
日中、特に午前中に散歩や外出をして太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットし、昼夜のリズムを取り戻すことができます。
外出が難しい場合でも、朝起きたら着替えてリビングで過ごし、明るい場所で食事をするだけでも効果がありますよ。
また、睡眠環境を整えることも重要です。
暗いと恐怖を感じて眠れない人がいる一方、明るすぎると眠りにくい人も。
適度な明るさを保つことが重要で、手足が冷たい場合は靴下を履くなどの工夫をすると、快適に眠ることができますよ。
さらに、家族の対応も重要です。
認知症の方は環境の変化に敏感で、睡眠リズムが崩れやすいため、焦らせたり「早く寝なさい」と無理に促すのは逆効果。
穏やかに寄り添い、安心感を与えることが重要ですよ!
デイサービスの活用で日中の活動を増やす
ご家庭でのケアに加え、デイサービス南国の唄のような施設の利用も、睡眠リズムの改善に役立ちます!
日中にデイサービスで適度な運動やリラクゼーションを提供することで、夜間に深く眠れるようになります。
また、デイサービスを利用することで、家族の介護負担を軽減することができるため、家族全体のストレスも減少しますからね。
デイサービス南国の唄では、利用者一人ひとりに合ったプログラムを提供し、日中の活動を増やすことで、夜間の安定した睡眠をサポートいたします!
さらに、認知症の専門的なケアを行うことで、ご本人が安心して過ごせる環境を整えていますからね🌼
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